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【65歳以上の高齢者のプライバシーを丸ごと収集、「高齢者福祉に関するアンケート」は危険すぎる!④】高齢者のプライバシー情報の調査・分析を「介護事業者」に委託する国分寺市!2017年5月議会・一般質問より

 

前号【65歳以上の高齢者のプライバシーを丸ごと収集、「高齢者福祉に関するアンケート」は危険すぎる!①②③】のつづき。

【「高齢者福祉に関するアンケート」は危険すぎる!④】シリーズ最終章は、本アンケート結果の調査・分析・報告書の策定等を「介護保険のサービス」を手掛ける「セコム医療システム株式会社」に委託して実施しているという問題です。

 

●「セコム医療システム株式会社」は「介護保険サービス」や「高齢者向け商品」を手掛ける会社

アンケート用紙には、「個人情報の取り扱いについて」という囲み記事の中で「この調査は、介護予防等に関する調査・分析を目的とするもので、国分寺市が下記業者に委託し、実施するものです。回答用紙は、個人情報の取り扱いについての同意書を兼ねております。〜略〜」といった記載があり、「処理委託先」として「セコム医療システム株式会社」の社名が記載されています。(下記資料参照)

※下記資料は「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」アンケートより抜粋

なので、ホームページで「セコム医療システム株式会社」を検索してみたところ、トップページに「予防・健康管理」「医療サービス」「介護・福祉サービス」といったタイトルが並び、「介護・福祉サービス」をクリックすると「有料老人ホーム」通所介護(デイサービス)」「訪問介護サービス」「在宅総合ケアサービス」「製品紹介」といった言葉が並びます。(※下記HP参照)

medical.secom.co.jp

ということで、この会社は、明らかに介護保険サービス」「高齢者向け商品」を手掛ける会社だということがすぐにわかります。

このような事業者に、国分寺市民の、とりわけ高齢者の「個人情報」や医療・介護にかかわる「プライバシー情報」について、アンケートの調査や分析を委託するというのはいかがななものでしょうか。

 

市議会で質問、市は「仕様書や誓約書で約束している」と言うが・・・

315日の市議会・予算特別委員会で、私が「介護事業等を扱っている、セコム医療システム株式会社に、高齢者の個人情報やプライバシー情報を集めるということに関して、市として問題意識はないのか」と質したところ、

国分寺市は、高齢者相談室長「今回、この業務委託をした大きな意図としては、(アンケート用紙が)相当数戻ってまいりますので、そこの分析をお願いするという点と、それに向けた報告書を策定し、次期計画のデータベースをお願いするもの。基本的にはその自社の業務にその情報を活用いただくという想定はもちろんしておりませんし、適切な取り扱いをしていただくということで、仕様書等でもそういったところもきちんと定めて行っていると答弁しています。

516日の一般質問で、福祉保健部長「業者に委託しているわけだが、当然業者との中で誓約書を取って、個人情報の保護を約束したうえで委託をしていると答弁しています。

確かに、仕様書や誓約書などでは厳格な取り扱いについて記載してあるのでしょう。でも「想定していない」とか「仕様書で定めている」とか「約束している」とか言われても・・・って感じじゃないですか?

それだけで本当に「市民の個人情報は転用されない」と信用できるのでしょうか。

 

●調査・分析などについては国分寺市が独自でやるべき仕事

前述してきたように、「本アンケート用紙」については、「プライバシー情報の塊」です。しかも高齢者の方々の「生活実態」「健康状況」など、「医療」「介護」に密接にかかわる個人情報が満載です。

これら「医療」「介護」に密接にかかわる個人情報が、介護保険サービス」「高齢者向け商品」を手掛ける会社の手に渡っているのです。

介護保険サービス」や「高齢者向け商品」を本業としている会社が、その本業のために活用できる情報、もっと言えば「セコム医療システム株式会社」単独では絶対に取得することができない国分寺市民、高齢者の個人情報が、この会社の手元に存在しているのです。

にもかかわらず、その情報について、市の「介護保険事業計画」や「高齢者保健福祉計画」などの計画の調査・分析・報告書のまとめだけにしか活用しない、なんていうことが信用できるのか。

私自身としては「仕様書」や「誓約書」で何十回誓約させたところで、全く信用することができません

やはり、本アンケートの集計や調査・分析については、あくまで国分寺市が独自で行うべきであったと考えます。それがどうしても出来ないのであれば、医療や介護を手がける事業者や関連する事業者には委託しないことを、原則にすべきだったのではないでしょうか。

 

●何から何まで、危ない道を突き進む国分寺市、チェック機能が問われている

「個人情報」「プライバシー情報」というものは、一度漏洩してしまえば、取り返しのつかない事態になってしまいます。

マイナンバー制度が開始されてから、個人情報に対する国分寺市のタガが外れてしまっているように思えてなりません。

 

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引き続き、市議会議員として、全力でチェック能力を発揮していきたいと思います。

 

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