続・ここに幸あれ!国分寺市

国分寺市議会議員・幸野おさむ 市政の真実に迫るブログ

2017年7月の国分寺市長選挙にかけた想いを糧に・・ 更なる磨きをかけて、市政の真実に迫っていきます!

【第四小学校の児童数増加による教室不足への対応、場当たり的な対応が限界に達し、ビオトープを廃止して増築棟⑤&校庭拡大⑤最終号】魅力ある学校づくりをめざして、子ども達、保護者、地域住民参画型の学校づくりを。隠岐の島での取り組みから学ぶ。

【第四小学校の児童数増加による教室不足への対応、場当たり的な対応が限界に達し、ビオトープを廃止して増築棟&校庭拡大シリーズ】は最終号⑤です。

9月4日の一般質問で取り上げた中身を紹介します。

kokubunji.gijiroku.com

 

●魅力ある学校づくりを目指して

この間、指摘してきたように、教室不足に対する国分寺市の対応は、場当たり的で不十分になっており、逆に学校の魅力を削いでしまうやり方であるといえるでしょう。

一方で、地方発、町おこしの一環として、魅力ある学校づくり」が注目され始めています。

そしてそのカギとなっているのは、子ども達、保護者、地域の方々との、徹底的な話し合いだという事を学びました。

728日、cocobunjiプラザ「セミナールーム」で行われた岩本悠さん(島根県教育魅力化特命官)の「魅力あるローカルコミュニティーの創り方」「地域との連携による魅力ある学校づくり、未来をつくる学び・人・地域づくりへ」の講演です。

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●徹底的なワークショップ、対話による学校づくり

島根県隠岐の島は、減り続ける人口を何とかしようと、「学校を核」にしたまちづくりに力を入れることにより、「人口増加」に転じて、注目を集めている町です。

話題の中心は、主に高等学校をめぐるお話しでしたが「学校の魅力化プロジェクト」を進め、学校を「まち・人づくりの拠点」にするという斬新な中身で、その取り組みに、一貫して貫かれているのは、学校や教育委員会、役場、議会とともにPTAや、卒業生、民間団体による徹底的なワークショップ、対話によって取り組んでいるということでした。

そこで導き出されたのは、地域全体を「学校」と位置付ける事により、地域の課題を「絶好の教材」として据えるという、学校の垣根を超えたビジョンでした。

子ども達は、「課題解決型の学習」についてリアルにチャレンジしていくことになり、高齢者施設や保育園などの地域課題に真剣に向き合いながら学んでいくことになります。

その結果、子ども達の学習意欲や進路などにも変化が生まれ、全国から生徒が集まるような学校へと変わり、人口減少から人口増加へと転じる、という結論へと繋がっていくお話しです。

その「課題解決型の学習」は町全体の共通ビジョンとして確認されており、例えば小学校や中学校においても「子ども議会」が行われたり、「校舎の雨漏りをどう直すか」といったことが当事者参画で話し合われているとのことでした。

 

●地域の学校は市民の財産、子ども達とともに

ここには、現在の国分寺市教育委員会がとっている対応とは、別次元の理念が込められているのではないでしょうか。

そうです。学校を「地域の学校」として、子ども達、保護者、地域住民等の関係する方々、みんなで考え、みんなでつくるという理念が実現されているのです。

これは、国分寺市においても出来ない事ではないと思います。

今回の件について、第四小学校4年生の児童に感想をうかがったところビオトープをなくさないでほしい」といった想いを話してくれた後に、ビオトープの上に教室を作ればいいと思う」という提案も付け加えてくれました。北側校舎と南側校舎の2階部分をつないで建設する『渡り教室』的なアイディアです。

この提案は、少なくとも教育委員会や市議会では出されていませんでした。

私は思いました。小学生であっても、自身の学校の課題について、色々な事を考えてくれているのだなと。

 

●参加と協働、知る権利をうたった自治基本条例の重要性

9月4日の一般質問では、これらのことを紹介したうえで・・

幸野「学校の教室不足については、子ども達や保護者、地域の方々で学校のことを考えるいいきっかけ、教材になる。学校と地域との連携にもつながる。結論ありきでビオトープを廃止するというやり方が進められているが、自治基本条例の立場に立って、事前から計画的に魅力ある学校づくりを進めていただきたいと思うがいかがか?」と質問。

教育部長「魅力ある学校づくりは、学校だけでできるものではない。保護者や地域の協力があって運営していくのは当然のこと。ただ、今回の増築の件については、限られた条件と限られた財源の中で、最善の策を考えた結果だ」と答弁しました。

改めて国分寺市の最高規範である自治基本条例を引用すると・・

3条(基本理念)「市民と市は、主権者である市民の意思が生かされる市政、市民の意思に基づいて自主的かつ自立的に運営される市政を目指します。そのため、市は、知る権利を保障し、参加と協働を推進します」です。

www.city.kokubunji.tokyo.jp

 

第四小学校の教室不足問題については、9月議会の補正予算審査の中でビオトープ部に平屋建ての教室棟を建築する設計予算」が可決されました。

私自身としては「たとえ、ビオトープ部に建設するとしても、少なくとも2階建てにして、巡回型の特別支援教室や、少人数教室、学童保育所、放課後子どもプランなどにも活用できるようにすべき」と求めましたが、それも叶いませんでした。

国分寺市の対応については、到底納得できるものではありません

終わり